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【マラドーナ 原題: Maradona by Kusturica】
公式サイト

2008年/スペイン・仏 合作

監督 : エミール・クストリッツァ
出演 : ディエゴ・アルマンド・マラドーナエミール・クストリッツァ、マラドーナ・ファミリー、マヌ・チャオ、カストロ将軍

【 アルゼンチンの英雄としてその名を轟かせ、「神の子」と呼ばれた伝説のサッカー選手、マラドーナの激動の半生に、数々の映画賞に輝く名匠エミール・クストリッツァが迫る。】


サッカーに詳しくないけれど、マラドーナの名前は知っています。@シアターN
とはいえ、神の手ゴール、5人抜き、麻薬中毒、激太り、数々の暴言等、断片的にメディアで面白おかしく取り上げられていたのを見たことがある程度だったので、とにかく超人的な人なんだろうなという印象しかなかった。
貧困街でサッカー選手になることだけを夢見た少年が歩む未曾有の人生。
ナポリでの市民による半狂乱の大歓迎等、どれほど人々を魅了し、どれだけ人々の希望となっているかがうかがい知れる。紛れもない英雄。
W杯イングランド戦で、爆弾ではなくサッカーで勝利したというのはかっこよ過ぎる。
チェ・ゲバラ、カストロに傾倒し、彼らのタトゥーを入れ、反米集会にはウゴ・チャベスと同席したりと政治的活動を行う。やや荒唐無稽だけれどもマラドーナだから許される。反骨精神に溢れ、人間味溢れ過ぎる、人懐っこく、ちょっと気まぐれで精力的な革命家。
ドキュメンタリーの中にも、起承転結をつけて、最後に大きな感動を持ってくるという手法のものがあるけれど、マラドーナにはドラマティックな見せ場など作る必要が無い。存在自体が破天荒で劇的なのだから散漫なままノースモーキングオーケストラに飛び入りして、大団円で充分。
時代の反逆児同士。クストリッツァによるマラドーナへの愛がたくさん詰まった作品。

所々挿入されるアニメーションにピストルズの「God Save the Queen」ぴったりの曲かも知れないけれど、あまりにも有名で安直な感じが・・・

余談 : "マラドーナ教"、悪ふざけ(ユーモア)かと思っていたら実際にあるとのこと。大変興味深い。
Kustendorf Film and Music Festival 行きたい。 Kustendorf 行きたい。


Trailer

カンヌにマラドーナ



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外国映画 ま行 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
初めまして。
初めまして。丁寧なレビュー、愉しく読んでいます。

クストリッツァがマラドーナについて撮っていたとは、知りませんでした。破天荒なところが共通しているのかもしれません。ちょっと観てみたいと思いました。
初めまして。
素人の感想文なので・・・読んで頂いて、本当にありがとうございます。

クストリッツァとマラドーナ、お互いに共感しあっているのだろうなというのが伝わってきました。すごく魅力的な二人ですよね。
過去作品の登場人物とマラドーナも重ね合わせて見ているようでした。


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