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【非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎】

2004年/アメリカ

監督 : ジェシカ・ユー
ナレーション : ダコタ・ファニング

【 親類も友人もなく、雑役夫として働いた病院と教会のミサを行き来するだけの貧しい生活を送ったヘンリー・ダーガー。その生涯を閉じた後、アパートの部屋からは1万5千ページを超える小説と、数百枚の絵が発見された。】


ダーガーは幸せだったのかも知れない。  @名古屋シネマテーク
そもそも人生を幸不幸で分ける事なんて出来ないし、受け入れるしかなかった孤独で苛酷な境遇は、推し量ることすら出来ない。
世の中、評価されたがっている人が多いのではと思う。凄いと思われたかったり。自分を表現したものは勿論、こんな映画を観たとかあんな音楽を知っているという知識の面や外見でさえ。
自己の訴えや誰かとの共有、人との繋がりを求めていたり、過剰に人の目を意識しているのかも知れない。(それは悪いことではないし、多少は必要なのかとも思う。)
斯く言う私も、日常の当たり前にしている事ですら出来れば褒められたいし、褒める所が無くても何か褒められたい位。(これはお恥ずかしい限り。)
彼にはそのような思惑が全く無かったのかも知れない。創作活動は生きていく上での拠り所であり、生活の一部だったのだろう。食事をしたり、睡眠をとったりするような事をわざわざ他者にアピールしないのと同様に。もしくは人生そのものだったのかもしれない。
自分の精神バランスを保つ為、自分という読者の為だけに創造したもので、本来勝手に見てはいけない、至極個人的な日記のようなものなのかとも思われるので 、とても複雑な気分になる。けれども、ダーガーの作品、生涯をかけて作り上げた世界をみたいという気持ちの方が勝ってしまう。人に見られることを微塵も想定せず、思いのままに書き続けた膨大な小説と絵とは。
ダーガーの心の内は解らないけれど、「遅いよ」という言葉を前向きにとらえて。

トム・ウェイツの歌声がとても響く。

余談 : アウトサイダー・アートという言葉を初めて知りました。カフカもそうなるのかな。
「世田谷カフカ」面白かったな。


Trailer




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