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青春残酷物語

2010/12/07 Tue 09:50



【青春残酷物語】

1960年/日本

監督 : 大島渚
出演 : 桑野みゆき、 川津祐介、 久我美子、 浜村純、 氏家慎子、 佐藤慶


【見ず知らずの中年男を誘い、車で送らせていた女子高生の真琴。男にホテルへ連れ込まれそうになっていた彼女を助けた大学生の清と出会い、欲望のままに行動する2人が次第に堕落していく・・・。】


社会全体が不穏で、安保闘争や学生紛争が盛んだった時期に撮られた作品。
「ノンポリの学生を描いているけれど、感覚は全学連と全く通底している」との事で、心の中にある思いや感情は同じで、向かった矛先が違うだけ。
夢など持てない若者が満たされない思いを社会への反発、怒りとしてぶちまける。
愚かに見えるかも知れないけれど、心のくすぶりを建設中である街中の音やデモの様子、夜の闇が後押しする。
ぶっきらぼうで終始無表情な清が、踊っている時や海辺に二人でいる時にふと見せる笑顔をみて、あ、生きているんだなと思った。清自身は美人局をしている時に生を実感したのかもしれないけれど。
泳げない真琴を執拗に海へ突き落とし、必死で浮き上がろうとしている彼女と清の足元だけを写す、じりじりとした場面が印象的。
常に受身だった真琴が、どんどんたくましく見えてくる。   
真琴の姉たちは学生運動に挫折し、敗北した世代として対照的に出てくる。
姉の元恋人が自嘲気味に話す、やさぐれ感ときたら。全く落とし前をつけることが出来ていない。
「どうする?」「どうしよう」「何する?」「何しよう」自分を道具や売り物にせずに生きていくという術がみつからず、行き着く先はここしかない・・・か。   日本ヌーヴェルヴァーグ

余談 : ワンカットで撮られた、やりきれないような恨むような表情でりんごを丸々かじり終えるまでを映した圧巻のシーンを観て、ふと真似したくなったけれど、歯科医院に通い中なので6等分にナイフで切り、フォークをさして食べました。ただりんご食べたかっただけ?





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日本映画 さ行 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
No title
ご訪問どうもです*

学生なので、ちょっとびくびくしてます。
学校への不満はいつの時代も同じなんですね(;O;)

またいらしてください”
Mammamiiiiya 様
返事が遅くなってしまいごめんなさい!

こちらこそ。訪問ありがとうございます。
いつでもいらしてくださいね。

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